、高齢者予防接種のカット、老人医療費、シルバー健康入浴料のカット、それから、市保護者生徒修学旅行支援支度金カット、障害者住宅助成カット、障害者世帯振りかえカット、福祉タクシーカット、がん検診精密検査をやめる、看護師の就学資金貸与もやめる、難病見舞金のカット、あるいはひとり親家庭の高校就学扶助をカットする、あるいは青少年バスの借り上げをやめる、青色防犯パトロールの中止、商店街活性化対策を中止、東京フィル提携事業
一つは、新年度予算で見直された施策42事業のうち、難病疾患見舞金支給、日常生活用具給付、老人つどいの家運営、老人福祉バス運営、被保護児童生徒修学旅行支度費支給、東京フィル提携事業などの18事業は現行どおり継続します。 二つは、コミュニティセンター等の公共料金改定、有料化は中止します。 三つは、市民福祉の維持向上です。
次に、２の東京フィル提携事業ですが、平成21年度の外部評価委員による事務事業に係る公開ヒアリングの結果を踏まえ、事業を休止いたします。 最後に、３の舞台芸術鑑賞事業補助金ですが、平成21年度の外部評価委員による事務事業に係る公開ヒアリングの結果を踏まえ、補助金を廃止いたします。 市民局の当初予算案の概要につきましては、以上でございます。
東京フィル提携事業縮小・休止と舞台芸術観賞事業補助金縮小・廃止は、市民が文化芸術を観賞し心を豊かにする機会を減らすことにつながります。政府が文化芸術予算を減らしていることに対して、ピアニストの中村紘子さんは文化芸術は人間をつくる基本につながる。その予算を削る超近視眼的な見方はだめ。夢を育てる文化力が国を支えていく。政治家は50年、100年後の未来を考えて献身的に努力してほしいと語っています。
東京フィル提携事業、22年縮小、23年度廃止。舞台芸術鑑賞事業補助金縮小、廃止は、目先の予算を削減することによって、今後、長い間の文化芸術活動の停滞を招くことになります。さらに、23年度、コミュニティセンターの使用料を有料にする計画は、市民の草の根の文化を発展させてきた基盤を後退させかねないのであります。